小学英語
600~700の英単語を学ばせますが、書けるようになることを目標にしていません。だから当然、大多数の子どもたちが書けません。そして、be動詞・一般動詞の文だけでなく、過去形や助動詞も教科書で習いますが、文法は教えないことになっています。だから、英語のきまりを知らないままです。
中学英語
必修英単語が、900→1200、1200→1800とどんどん増やされました。教科書に出てくる英文の数も驚くほど増えています。文法は、高校で習っていた、感嘆文・仮定法・原形不定詞・現在完了進行形を中学で学習するようになりました。
この現状を見ると、今後、英語で苦労する生徒が大幅に増えることが予想されます。
英語教育の変化について、詳しくはこちらをご覧ください。
ここからは、なぜSSAの英語学習が、どんな状況でも強いのかについて述べていきます。
SSAの英語学習
小学生のための「ジュニア英語」
小学生向けの英会話教室で有名なところは、ほとんどがグループ指導です。そのため、一斉に発音させるので、一人の生徒が本当に読めるのか、微妙な発音の間違いがないかを確認することがあまりできません。間違っていても、一人の生徒にすべての単語が正しく発音できるように指導することは、指導形態上無理があります。
単語のスペルを書けるようにするためには、一人の生徒が文字と音の関係をどうとらえているかを確認して、そこから直していく必要があります。(記憶するための効果的な学習法も必要です。)
中学英語へつなぐ「中学準備英語」
SSAでは、小学6年の12月から、「中学準備英語」という科目が始まります。
最初に述べたように、小学校では、単語が書けるようになることを目標にしていません。だから、6年生でも書けない生徒が多いことに驚きます。それから、文法を教えられていないので、形のきまりがほとんど身についていません。
中学英語でテストの点が取れない生徒は、「単語」と「文法」が弱い生徒です。小学校で英語をやっているから、中学に上がってもまあまあやれるだろうと思うのは、大変危険だと言わざるを得ません。
SSAの中学準備英語では、
1.単語のスペルが書けるようにする。そのために、
(1) 文字と音の関係で特によく使うものは、身につけさせる。
( cは [k](ク) または [s](ス) など)
(2) 書く前に、読めるかどうか確認する。
※読めないのに書こうとする生徒はかなりいます。
読めないものは、覚えられないのです。
(3) スペルを記憶するための効果的な方法を身につけさせる。
①頭に入れる 例えばteacherは、teaとcherでできている。
ティーはt·e·a、チャーはc·h·e·rでできている。
②見ないで書く(暗写といいます) teacher
2.中1で1学期~2学期前半に出てくる文法をマスターさせる。
(1) 主語とは何か (2) 人称とは何か、単数・複数とは何か
(3) be動詞とは何か、 どう使い分けるか、 肯定文・否定文・疑問文の形と作り方
(4) 一般動詞とは何か、 肯定文・否定文・疑問文の形と作り方、
三人称単数の主語のとき、何をするか
(5) 疑問詞のある疑問文の作り方と答え方
以上のことをトレーニングした上で、中学英語に入ります。するとしないとでは、効果がまったく違ってきます。