理念・方針

ご存知ない方へ

SSAジュニアフォーラムの願い

 子どもたちが、苦しみながらやらされる勉強、競争にあおられ大量の宿題をやるだけの勉強から、何とか助け出したい。そして自分を肯定し、正しい方法を身につけ、自分から、自分で勉強でき、その結果、自信と誇りを持ち、自己の成長を喜べるようになってほしい。―― 30数年前、関東・中部の5塾の研究熱心な塾長やスタッフが集まり、SSA(学習科学研究会)をつくり、「子どもたちの能力はどうやって上げるか」「学力・問題解決力を効率よく上げる方法」を、ひたすら共同研究し、方法や教材を数多く作りました。
 能力が上がり、方法を身につけた生徒は、やる気も上がり、

  1. 成績が上がる
  2. 受験に成功する
  3. 自立した学習で高校でも大きく伸びる

を実現しています。

塾長プロフィール

 私は、鹿児島県の山奥で生まれ、県内で中くらいの高校へ進学しました。大学へは絶対行かせられない、と父に強く言われていましたので、勉強は、宿題とテスト勉強をやる程度でした。

 ところが、高3の秋に、父が、「東大か早稲田・慶応に合格したら、借金してでも行かせてやる。」と言うのです。空をおおっていた厚い雲がスーッと消えて、明るい太陽が見えた、そんな気分でした。「大学へ行ける!」単純にそう思いました。

 東大は科目数が多いので、早慶を受けようと考え、担任に話すと、「今まで、うちの学校から早慶に受かった生徒はいない。一番でも無理なのに、君は一番でもない、真ん中へんだ。絶対無理だ。」と言います。

 それから1週間、勉強もしないで、合格するための勉強法と計画ばかり考えました。そして、その通りに実行したら、何と両方とも合格したのです。

 この経験から、勉強は、意志と実行力も大事だが、やっぱり方法次第だと考えるようになりました。慶応在学時に、知能研究所というところでアルバイトし、そのまま就職しました。「人間の心と頭を研究する」ことがおもしろかったのですが、そこが組合運動で解散ということになり、理事だった人の経営する学習塾を手伝うことになりました。それなら、日本一の学習指導の専門家になろうと思って、仕事も研究もやりまくりました。生徒数は、2年で3倍になったのですが、納得いきません。本当に効果が出たと思えるのは、塾生の半数ぐらいなのです。ほとんど全員の効果を上げなければ、専門家とはいえません。

 いろいろな勉強会や研究会に出かけ、模索する中で、SSAの仲間と出会い、今に至っています。

SSAジュニアフォーラムの学習の仕方

 塾でも学校でも、「テストをするから、しっかり勉強しておけ」と言うけれど、その方法は教えてくれません

私たちは、

  • どうすれば、正しく深く理解できるのか?
  • どうすれば、長く覚えていられるのか?
  • どうすれば、集中できるのか?
  • どうすれば、意欲的に取り組めるのか?
  • どうすれば、できなかったことができるようになるのか?
  • どうすれば、まちがえたものを次にまちがえないようにできるか?

 これらのことを20数年間、研究し実践してきました。その結果、小学生の国語・算数・英語、そして中学生の英数国理社について、画期的で高度な学習法をたくさん作って指導してきました。

学習効果

 優れた学習のし方によって小5で普通の学力だった子が、中学で優秀なレベルになり、高校では塾や予備校にも行かず名大医学部に現役合格したり、中1でオール3だった子が、東海高校に特待生で合格したりする驚異的な成功例が見られるようになりました。
 高校入試では、入塾テストもない塾なのに、入塾時の学力では考えられない上位高に合格することも珍しくなくなりました。

自分で学ぶ力(自主学習能力)

 でも、私たちは上位高に何人合格したかということは問題にしません。たいせつなのは、一人の生徒がどう成長するかということです。
 直面する問題から逃げず、ごまかさず、正面から取り組み乗り越えていく・・・この生き方のもとになるのが、自分で学ぶ力だと思います。これを10代の前半までに身につけられたら、幸せなことです。

学習形態

 一人の先生が、5~8人を同じ時間に指導します。
 学習方法が身について自立度が上がると、1回の授業で数回、先生のところへ来るだけというように成長していきます。
 その分、新しい生徒は、小きざみに先生のチェックや指導を受けられます。

目を見はる成長と活躍

 入塾テストもしない塾なのに、

  • 中学生の過半数は1回の授業で新しい単語を80個覚える。
  • 公立上位校へ多いときは 3分の1 進学する。
  • 入塾時からは考えられない内申、偏差値の伸びを示して、受験を成功させている。
  • 高校へ進んでからの活躍がすばらしく、クラス1位、学年 1位から5位を報告してくるケースが多い。
  • 予備校や塾にも行かず、京都大学、名古屋大学、その他国公立、私立名門など、難関大学への合格報告も毎年多数。