【塾長コラム】中学校の内申点 その③

塾長コラム

学力検査で何点とれそうか測る方法

 絶対とは言えませんが、愛知全県模試の偏差値がかなり信頼できます。
愛知全県模試 愛知県の模試では受験者数が最大です。SSAジュニアフォーラムの教室で受けられます。これを中1・2は年2回、中3は年4回受けてもらって進学や指導の資料にしています。
偏差値 そのテストを受けた人たちが、50点を中心にどのくらいの散らばり方をしたかを調べて数字にしたものです。 ほとんどの受験者が30~70の間に入ります。もちろん数字が高いほど、学力が高いということです。
 どの高校は内申点がいくつ、偏差値がいくつあれば合格できるかは、新中1説明会(小6の2月)や受験説明会(中2の12月)で一覧表を配布しています。

中学校の進路指導

 だいぶ前のことですが、学校で模試が禁止されたため、進学指導が難しくなってしまいました。今では、内申点だけを見て、ここはOK、あそこはムリと言うことしかできません。私が逆の立場だったら、とてもつらいと思います。
 そのため、学力があるから内申点が足りなくても合格できる生徒や、内申点は高いけど学力が足りないから不合格になりそうな生徒に、間違った受験校を指示することがあります。(生徒・父母が担任の先生にかなり間違ったことを言われたことがありました。あまりひどい時には、校長先生に電話をして、進路委員会で修正してもらったこともあります。)
 SSAジュニアフォーラムでは、中3の12月初旬に学校の三者面談より早く、面談をして受験校を決めて、学校にはその内容を伝えてもらうようにしています。ここ2・3年は、内申点が2~3点足りなくても逆転合格するケースが、とても多くなっています。