小学英語・中学英語の現状とSSA①

塾長コラム

小学英語

 2011年、日本の小学校で英語教育が始まる時、大きく意見が分かれました。1つは、文法知識をしっかり教えて、書けるようにするべきという意見。2つ目は、コミュニケーションの手段として、英語に親しませようという意見でしたが、結局2つ目の意見が採用されました。だから、書けるようになることを要求しない、文法も教えないということになったのです。

 しかしその後、2020年度から、5年生と6年生で英語が教科になったことで、レベルが大きく上がりました。文法も教えず、書ける指導もしていないのに、テストも本格的に実施されるようになり、難しくなっていきました。その結果、英語がわからない、書けない子どもたちが非常に増えています。

中学英語

 必修英単語(必ず覚えなさいという単語)の数が、2012年に900から1200に増えました。そして去年、1200から1800に増えました。英文の数も驚くほど増え、文法は、高校で習っていた、感嘆文・仮定法・原形不定詞・現在完了進行形を中学で学習するようになりました。

 今の大学生が中学で習っていた内容よりも、かなり難しくなりました。今後、落ちこぼれ問題が大きくなっていくことが心配です。

 SSAでは、小学生のジュニア英語でも、書けることを大事な目標としてきましたし、小6の中学準備英語では文法知識もていねいに指導していきます。中学では、特別な方法(英単語リズムトレーニング)で、新しい単語は塾で覚えます。ですから、世の中で言われているほど、困った状態にはなりません。

 それでも、英語で苦戦する生徒が増える可能性はありますので、過去の単語の練習方法や、文法知識を整理し、記憶して活用できる学習法などをさらに整備していきます。