【2019年度】合格体験記&保護者様感想

合格体験記

 SSAは入塾テストもありません。大手進学塾のように、初めから受かって当然の学力の生徒が集まっているわけではありません。入会時は、夢のように手が届きにくい志望校だったのに、努力して合格の栄冠に輝く生徒が、とても多いことに意義があります。そして、高校以上で強みを発揮する学び方を身につけて進学し、活躍してくれるのが私たちの誇りでもあり、願いでもあります。
 その受験生たちが、SSAで何を学び、どう思ったか、合格体験記を紹介します。

合格体験記2019年度卒業生

名東教室

名東高校普通科合格 N・Yさん(猪高中)

 私は小学校3年生くらいにSSAに入り、そこから約7年間通いました。小学生の頃は嫌々通っていて、何のためかも分かっていませんでした。中学生になってもそれは変わらなかったのですが、2年生の3学期頃に受験というものが具体的になり、少しずつ変わったと思います。今まで黙想の時は考え事をしたり、ぼーっとしたりしていたけど、集中するようになりました。そして、この塾の良さが分かるようになりました。

 一番の良さはレポート学習だと思います。初めはめんどくさいとしか思っていなかったのですが、3年生になった頃から「間違えたらレポートだから嫌だな」ではなく、「ラッキー」と思えるようになりました。きちんと一つ一つの問題を大切にすることは難しいことです。

 他の大手塾に通っている友達と話していた時に、「大量の問題を解かされて、作業みたいになっている。間違えても赤で答えを写して終わり」と聞き、すごく驚きました。SSAにしか通ったことがないから、レポート学習をしていないことが私にとって衝撃でした。友達に比べたら解いた問題数は少ないけれど、頭に確実に残っていると思います。その時にレポート学習の大切さに気付きました。

 表面的な学習をしないことはSSAの良さで、SSAに入れて良かったと思いました。もともと多かったミスもすごく減りました。でも入試本番、ありえないくらいのミスをしました。まだ直っていないということが分かったし、だからこそまだまだこれからだと思えました。高校でもレポート学習を続けます。約7年間ありがとうございました。

向陽高校普通科合格 S・Nさん(猪高中)

 この塾の良かったところ、役立ったと思うことは大きく分けて2つあります。

 1つ目は、問題を正しい方法で多く解けるということです。知識を覚えただけでは、問題は解けません。特に理数系です。教科書を読んだだけでは、どの問題でどの知識を使うかがすぐに判断できないということが以前は多く、テスト本番では焦りもあり、なかなか点数が上がらない時期もありました。けれど、何問も問題を解かせていただき、分かるようになってきました。更に、「こういう問題が苦手」などと困っていることを伝えると、「~の問題を解くといいよ」と教えてもらえたのが、私にとって良いことで、“もっと効率的に”、“プロの意見”を聞いてとても心が軽くなりました。

 2つ目は、黙想です。私は焦ることが多くて、テスト期間中なども「早く次のことをしないと」や、「こっちのほうが効率が良いのでは?」などと考えてしまうのですが、黙想を授業の初めにすることで落ち着くことができました。

 地道なことの積み重ねや、簡単な問題で基礎を固めることにより、自分の学力を向上させることができたと思います。

名城大附属高校進学コース合格 I・Yくん(香流中)

 自分はこの塾に入るまでは、間違えた問題は赤で直し、それ以上理解しようとしませんでした。SSAに入ってから、「ここでは赤で答えを写すことはありません。」と耳にした時には内心すごく驚きました。最初のうちは、あまり慣れない勉強のし方だったので、いつものくせで赤で答えを写すことが多々ありました。しかし、塾での学習で初めて自分の納得のいくレポートができた時に、その問題について理解することがどれほど大事なのかを知りました。そう思い始めてからは、理解できないと全くスッキリしなくて気持ち悪くなるくらいでした。その時気付いたのは、今までなぜ、あんなに勉強がつまらないと思っていたのか、それは理解していないからだということです。自分がその”言葉”を知っているだけで、「説明しろ。」と言われても何も出てきません。それは、つまらないに決まっています。人気のアニメを知って興味があったら、それについて色々なことを知りたいと思ったりするのと同じで それについての”マニア”になることが大切だと思いました。みんなが理解できていないことを理解できていたりすると、みんなより一つ上にいる感じがしてうれしいです。

 あと、英語のリズムトレーニングはとても身になりました。自分は単語が苦手でしたが リズムに合わせて何度も何度も発音したり、書いたりすることで、すぐに単語が覚えられるようになり、勉強の効率が上がりました。次第に音を聴くだけでスペルもわかるようになり、英語というものがわかるようになり、すごく楽しくなりました。母親にすすめられて入った塾で、最初は嫌々通っていましたが、この塾に入っていなかったら、きっと今の自分はないと思うので すごく感謝しています。

 約2年間で、SSAに勉強の”定義”を教えてもらいました。

天白高校普通科合格 K・Mさん(千種台中)

 最初に塾を続けさせてくれた両親、親身になって相談にのってくれた先生方に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。

 私はこの塾に入って、「問題の解き方」ではなく、「勉強のし方」を学びました。特にそれを実感したのはSSAのレポート学習です。最初この塾に入った時、「卒業生はレポートのおかげで伸びたと言っている」と塾長先生が話して下さいました。その時はレポートの活用の仕方、書き方など全然わからず、書いたら書きっぱなしにしていることがほとんどでした。3年生になっても自分の勉強方法では結果が出ず、勉強が嫌になっていました。

 その時「自分のレポートに責任を持ちなさい」と言われました。責任を持つとは、1回レポートしたら完璧になるまで覚え、次出たら絶対に点にできるようにすること。それを聞いてから、今までのレポートに対する責任のなさを実感し、そうしたら伸びるかもしれないという希望が生まれました。夏休みはずっとレポートのやり直しと復習に時間を割き、今までの人生の中で一番勉強したと言えるくらい頑張りました。そのおかげか夏休み後の模試は偏差値が上がり、過去問も点数が上がっていました。

 勉強面でも役に立つレポートですが、私は精神面にも役立つことができると思います。

 私はテスト当日、レポートのノートしか持っていっていません。なぜなら、直前にノートを見ると、今まで頑張ってきたことが目に見えてわかり、自信につながるからです。過去の自分に応援されているような、そんな気持ちになりました。レポートのノートはお守りになりました。

 高校生になってもレポート学習は続けていきたいと思っています。そして、もう二度と自分の勉強方法は効果がないと思わないよう、レポート学習で力をつけていきたいと思います。

菊里高校普通科合格 F・Hくん(猪子石中)

 僕が一番入試で役立ったものはレポート学習で使ったノートです。このノートを見直すことで、自分の苦手な範囲をすぐに復習できるからです。入試直前は緊張してしまい、何を勉強するか分からなくなりました。そんな時にこのノートを見て、そこに書いてある内容を復習しました。そのノートのおかげで、受験したすべての高校に合格することができました。

 また、僕は苦手な教科だけでなく、得意な教科も授業を受けていました。苦手な教科(国語)は初めの時とは比べものにならないくらい成長することができました。

 得意な教科は色々な考え方など、一歩先のことも勉強し、より得意になりました。

 最後に受験を経験したことで、苦手なことも得意なこともおろそかにしてはいけないことを学びました。このことを今後の生活で生かしていきたいです。