【2015年度】合格体験記&保護者様感想

 SSAは入塾テストもありません。大手進学塾のように、初めから受かって当然の学力の生徒が集まっているわけではありません。入会時は、夢のように手が届きにくい志望校だったのに、努力して合格の栄冠に輝く生徒が、とても多いことに意義があります。そして、高校以上で強みを発揮する学び方を身につけて進学し、活躍してくれるのが私たちの誇りでもあり、願いでもあります。
 その受験生たちが、SSAで何を学び、どう思ったか、合格体験記を紹介します。

合格体験記2015年度卒業生

名東教室

名東高校普通科合格 S・Nくん(上社中)

 自分がこの塾に入って一番良かったことは、個別指導だったことと、レポート学習があったことです。中3の途中から入塾した自分は、数学と英語の授業をとっていましたが、中1・2の内容をきちんと理解していなかったので、分からないことも多かったです。

 だけど、レポートというものがあったことによって、間違えたものをノートにまとめて新しく知識を取り入れたり、自分の知っていた知識と結びつけることによって、より深く理解することができました。それに加えて、自分が苦手だと感じることがあれば、重点的にそこだけを勉強することができて、1対1で先生と話せることは、自分にとってとても良かったです。

 これらのおかげで最初は不安だった試験も、当日には、自分の出来る事はやってきたんだと自信をもって受けることができ、見事第一志望校に合格できたので本当に良かったです。

菊里高校普通科合格 T・Yくん(猪高中)

 ぼくは、内申が低いのに、公立上位高校に合格しました。いわゆる、逆転合格というものです。合格できた理由は、3つあります。

 まず1つ目は、受験の事実を知ることができたからです。特に、内申については、塾長からびっくりする情報や、テクニックを頂きました。また、何点取れば、公立高校が受かるのか、そもそも高校はどこを選べばいいのかアドバイスを頂きました。

 次に、2つ目は、勉強方法が他と違うことです。他の塾では、とりあえず、定期テストで点を取ればいいと詰め込み式の勉強をさせるところがあります。しかし、ここの塾は各教科の本質を知ることができ、「深く理解する」ということを目標に勉強しているのです。これは、受験勉強や、発展的な問題に絶大な効果をもたらしました。

 最後に3つ目、先生がとても頼りになることです。先ほど書きました、各教科の本質を知っています。そして、精神的にもサポートを受けました。とても感謝しています。最後に、今まで3年間ありがとうございました。

日進西高校普通科合格 F・Kさん(猪高中)

 私は単語力が全くと言っていいほどなくて、英単語のスペルを新しく作ってしまっていました。私の友達は、皆スラスラ単語を書けるようになっていくのに、私は書けない。

 本当に練習しているのか、と親や先生(学校)に言われて、悔しかったし、つらかったです。単語が書けなくて、塾をやめたいと思ったこともあったりしたけど、私が単語をきちんと書けるようにサポートして下さったり、先生方のおかげでここまでやってくることができました。

 この塾は、とにかく先生方が優しい。私みたいに、単語力のない人でも見捨てないで最後までサポートして下さるし、一緒にどうしたら憶えることができるようになるかを考えて下さいます。それに、日曜日に塾を開けて自習できるように考えて下さったり。先生方が、生徒のことを思って下さるので、勉強に集中できました。

 合格に役立ったのは、「レポート学習」だと思います。私は、ルーズリーフにレポートを書いていました。そこには、自分の苦手な単語、漢字、公式、考え方が載っています。そのルーズリーフを持っていけば、試験前にパパッと自分の苦手なところを確かめることができて良かったと思います。塾長先生、山口先生、加藤先生。いつもありがとうございました。

植田教室

名東高校普通科合格 I・Rさん(原中)

 私は、中学2年生の夏休み明け頃から自分だけの力で勉強することが難しくなり、塾に通おうと思い始めました。そして、父と母のすすめでSSAに入塾することに決めました。
 「絶対、第一志望の高校に合格する」という目標を掲げ、毎日コツコツとがんばりました。そして、うれしいことに名東高校に合格することができました。

 以前の私は、無理やりでも答えを出そうと必死でしたが、SSAに入塾して、数学の問題に対する見方や考え方が変わり、少しずつちゃんとした方法で問題に取り込むことができるようになりました。また私には、分からないとやらないというようなところがありました。ですが、先生は、分かりやすくて丁寧に教えて下さったので、気軽に質問でき、分からないところもすぐに理解することができました。

 特に変わったのは、苦手科目に対する意識です。今までの私は、”苦手だから”嫌いだから”と言って挑戦しなかった問題も、SSAのおかげで今では”嫌いだけどやってみよう”と思えるようになりました。SSAの英語は、他の塾や学校にはない、中間日本語という独特な英文読解のし方があります。この方法は、私立高校の入試の長文でも、速く、全文の意味を捉えることができました。また、先生は分かるまで、中1の内容に戻ってまでも、熱心に指導してくれるので、私も一生懸命に取り組むことができました。

 そして、中学の最後の実力テストで、英語が学年1番になって自信もつきました。自分には、まだまだ解けない問題がたくさんありますが、少しでも多く問題を解けるようになりたいです。そして、SSAで培ってきたものを発揮できるように日々精進していきたいです。

菊里高校普通科合格 S・Tくん(植田中)

 私は、勉強のし方が分からなかったので、小4から通い始めました。
受験では、公立高校の推せんを受験しました。そのために、スピーチを繰り返し練習したり、姿勢や礼儀を正しく直しました。おかげで無事合格することができました。以前の私は理解できていなくても、どんどん先に進んでしまい、つまずくことや問題文を全て読まずにミスをしてしまうことが多々ありましたが、今は問題文の細部までしっかりと読んだり、理解できなかった時は、もう一度教科書を読み直したり、それでもわからなかった場合は、先生に聞くようになりました。

 特に、間違い直しノート(レポート学習)の書き方が変わったと思います。以前は、間違えた部分だけをノートにまとめていましたが、その部分に関連しているところを全部まとめることによって、間違えたところに関連している応用問題ができるようになることがとてもうれしかったです。他の塾や学校だと先生にあまり質問できないけど、SSAは気軽に習っていない教科のことまで質問でき、とても心強かったです。

 自分はまだまだ応用力が足りないけれども、毎日少しずつ勉強できるよう努めていきたいです。

昭和高校普通科合格 M・Nさん(御幸山中)

 私は中2の時、数学が苦手だったので、この塾に通い始めました。そして、この春、昭和高校に合格しました。私立高校の入試では、「満点を取ること」ではなくて、「できる問題をしっかりと取ること」を心がけることで、今まで多かったケアレスミスなどがなくなり、合格というものにつながったのだと思います。公立高校の入試では、「あと1問」を取っていくことを心がけてきました。できる問題を着実に取ることはもちろん、最後の最後まで粘り強く問題に取り組み、精神的にも身体的にも強くなることができました。

 私はこの塾に来て、変わったことが2つあります。

 1つ目は、間違えることを恐れなくなったことです。今までは、テストなどで点数だけを見て落ち込んだり、ワークで×が多くて落ち込んだりすることがあったのですが、この塾に来て、間違えることが自分のためになるのだということを初めて知りました。間違えた分だけ、学ぶことができるのです。

 2つ目は、予習の大切さを学びました。私はそれまで、予習というものをしたことがなく、SSAに来て初めて予習というものをしました。予習をすることで、授業で先生の言っていることが本当の意味の理解につながり、私は密かに内申アップにもつながると思っています。

 私は今まで塾に通ったことがなかったのですが、SSAは良い意味で変わっている塾だと思います。そこらへんにあるような塾は、学校の授業に合わせて進み、生徒1人1人のことを考えているという印象はありません。しかし、SSAでは、個人に合ったペースや内容で進んでいき、先生は生徒1人1人をよく観察し、アドバイスをくださいます。また通いやすいのが、良いところだと思います。部活や用事に合わせて、通う日時を変更できるからです。残念ながら、第一志望校には合格できなかったけれど、今まで勉強を頑張ってこれたのは、SSAや家族の支えがあったからです。

 また、数学は未だに得意教科にすることはできませんが、SSAに来て前より数学を学ぶことが好きになりました。先生がいつも、「あなたは、数学の基礎学力は持っている。しかし、それをどう使うかという力がまだ足りない。」などと言ってくれます。私は、その言葉でより数学に一生懸命取り組めたと思います。高校へ行ったら、数学はさらに難しくなると思いますが、心折れずに、さぼらないように頑張っていきます。今まで本当にありがとうございました。

保護者の方より

お1人目

 とうとう3月17日をもって、長い長い高校受験が終わりました。

 振り返ってみると、高校受験というと、中3の2学期・3学期の内申点ばかりに考えが集中しがちです。もちろん、公立の受験には直接関わってきます。学校の先生方も、志望校を口にすると、内申点を基準に話が進んでいきます。うちの場合、ぎりぎりの内申点で奇跡を起こせたのは、中学入学準備からこちらに入塾させて頂き、まず、勉強のし方を一から学んだからです。

 中1の時は、何度も子供は私に、「世界一面倒くさい勉強なんだよ。」と愚痴っていました。中2になると、それは子供にとって、とても自然なことになり、実に独自のやり方をプラスしたりしていました。

 そんな2年間で気が付くと、とても丈夫なしっかりとした土台が出来上がりました。すべては、そのおかげだと思っています。その土台があってこそ、みんなが入試に向けて本気を出し始めても、戦っていけたのだと思います。

 そんなとても地道で、とても大切なことを教えて頂き、本当にありがとうございました。また、それと同時に、これ以上ないくらい精神的に支えて頂きまして、重ねてお礼を申し上げます。

お2人目

 橋先生をはじめ、職員の皆様、今まで本当にありがとうございました。

 特に今までやってきたテスト、あまりよくなく、「もう、この子はどうなるんだろう。」と思っていたところ、塾に行って帰ってくると笑顔になって、「よし、次のテストは、がんばるぞ」と毎回、言っていました。これは、いつも橋先生の言葉を素直に聞いて、次のテストのために、「こうしよう。ああしよう。」と言われたからだと思います。

 最後、高校を決める時も親身になって、お話し下さり、決まってからも「ここの問題を全部解いて、一番になりな。」という言葉で、子供は頑張っておりました。

 先生方、長い間、本当にお世話になりました。感謝、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。